母校創立110周年記念式典
母校創立110周年記念式典に出席して
事務局長 岸田 仁(67期)
小樽潮陵高校の創立110周年式典に、本会から大浦会長、梅田副会長、佐々島副会長、牧野監事とともに出席いたしましたのでご報告します。
平成24年10月27日(土)
紅葉の残る秋晴れの中、私は高校時代と同じように千秋通りを下り、洗心橋から中央バスに乗り、入船十字街で下車し、国道5号線沿いに潮陵高校まで歩いて行きました。
創立110周年記念式典の前、正午より、潮陵観音[母校創立100周年を記念し故近藤清一氏(27期)建立]を祀る龍徳寺における慰霊祭から私達は参加いたしました。小野章校長、新倉吉晴110周年創立記念協賛会会長をはじめ約100名が献花し、亡くなられた恩師、同窓諸兄妹の御霊に、安らかにと祈念いたしました。
つぎに、私にとっては昭和48年卒業以来39年ぶりの校内に入り、記念式典開始までの間、昭和55年に完成した鉄筋コンクリート4階建て校舎・潮陵記念館、昭和56年設置の暁鐘と平成14年建立の校歌碑等を初めて見るとともに、風情があった昔の校舎の名残りは無いかと散策して時間をすごしました。
午後1時30分より体育館にて、創立110周年記念式典が始まりました。在校生840人を含め約1千名が出席し、格式高く110周年の節目を祝いました。小野章校長が潮陵の歴史や近況、卒業生の活躍を紹介されるとともに、在校生へは「失敗を恐れず自らの進むべき道を見つけ、品格を大切にしてほしい」と話されました。新倉吉晴110周年創立記念協賛会会長からは、記念事業が順調に進捗していることが報告され、①教育機材整備費 ②記念行事他(記念コンサート等)③記念館整備費の目録が学校に贈呈されました。(尚資金となる今回の募金総額は本会からの約200万円を加えておよそ2300万円です)
続く祝辞では、北海道教育委員会鷹野正義様から母校の「自由と進取の精神」尊重の教育のもと、特色ある潮陵祭の仮装行列、放送部・ボート部の活躍、骨太人材の育成が称賛され、中松義治小樽市長(代読)から、母校にはこれからも「知力と実行力と深い人間性を備えた人材」輩出への期待を頂きました。次に、平成14年以後の功労者、長期勤続職員への感謝状贈呈が行われ、最後に在校生代表藤岡雪乃さんから、潮陵生がいつの時代でも困難に立向って来たように、「在校生は今日を懸命に生き、友情の絆とともに、新たな道を自ら切り拓き歩んでいく」と挨拶されました。終わりに吹奏楽局の伴奏により校歌を斉唱し、厳粛に閉会いたしました。
場所をグランドパーク小樽に移し、まず、午後4時30分から潮陵倶楽部総会が行われ、現在の新倉吉晴会長体制の継続と会計報告が承認されました。続いて午後5時から創立110周年記念祝賀会となり、約350名の出席のもと、新倉吉晴110周年創立記念協賛会会長挨拶、小野章校長謝辞、鏡開き・祝杯、Jポップショー、抽選会、65・67期応援団の応援歌、校歌斉唱、東京潮陵樽中会メンバー紹介、大浦会長の万歳三唱をもって盛会裡に祝賀会を終了いたしました。
本会メンバーはここで散会し、私は祝賀会に出席していた同期18名と嵐山通りへ繰り出し、潮陵愛でいっぱいの1日となりました。